気象・環境
NECの不法投棄監視システム
NECは岩手大学や岩手県と共同で、陸域観測衛星「だいち」(ALOS)の衛星画像を活用した不法投棄監視システムを開発し、産業廃棄物の不法投棄に悩む複数の自治体に提供しています。同じ地点を定期的に観測し経年変化を見ることで、各自治体の産業廃棄物監視担当者が不法投棄を目視で判別できる仕組みです。これは医師がレントゲン画像で診察するのと同様に、人の知恵と衛星画像を融合した監視効果の向上を狙いとしています。


© 岩手大学
ALOSが撮影した産業廃棄物処理場の画像。
時系列の画像から、許可された以外の場所に不法投棄されていないかを監視する。