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防災・災害監視土木・建設エネルギー・資源

Hansje Brinker(オランダ)

(公財)未来工学研究所 調査

企業概要

干拓によって国土を広げてきたオランダでは、国土の約4分の1が海抜ゼロメートル地帯に存在し、 治水事業や地盤沈下対策が国の最重要課題となっています。
オランダ・デルフト市のHansje Brinkerは、堤防の沈下監視事業からスタートし、 人工衛星を使った地盤沈下の検出を手掛けてきました。 地形の変化を詳細に監視できる同社の技術は石油ガス業界でも注目され、現在では国内外の石油ガス事業者に、 パイプライン設置地帯の安全監視に係る情報を提供しています。

Hansje Brinker

本社 オランダ・デルフト市
概要 同国の最重要安全保障課題である堤防の沈下監視の事業から出発。
デルフト大学地理学科研究者がスピンオフして設立。
設立 2004年
従業員数 10名、うち専門家5名
年間売上 約3億8000万円(海外売り上げが30%を占める。オランダ国内の売り上げは官需が80%以上。)
主な取引先 石油ガス産業、地方自治体、ベトナム・インドネシアなど海外政府
URL http://www.hansjebrinker.com/

使用している衛星

SAR衛星
(ESR-1, ESR-2, Envisat, TerraSAR-X, COSMO-SkyMed)

最終利用者と衛星利用例

石油ガス事業者:パイプライン設置地帯の安全監視

石油ガス事業者にとって地盤沈下は深刻な問題です。 資源の採掘によって地下に空洞ができ、地盤の沈下とともに大事故を起こす恐れがあるからです。
Hansje Brinkerでは、定期的に撮影される衛星画像から地形の変化を検出し、パイプライン設置地帯の変形マップを作成しています。 地盤沈下の有無を詳細に把握できる点が高く評価され、オランダ国内だけでなく南アメリカや米国の石油ガス事業者からも受注が相次いでいます。

石油精製所・貯蔵設備の変形画像

© Hansje Brinker

石油精製所・貯蔵設備の変形画像
(赤色が沈下、緑色が不沈化部分を示す)

地方自治体:道路・上下水道の安全性監視

Hansje Brinkerはもともと、オランダにおける堤防の沈下監視事業からスタートした企業であり、同社が国や地方自治体に提供するデータは今も、道路や上下水道の安全性監視に活用されています。
人工衛星を使った上空からの監視は、市全体など広域にわたる情報を一度に得られる点が特徴で、現地で行うデータ収集に比べてコストが低い点も大きなメリットとなっています。

ディーメン市の地盤沈下画像

© Hansje Brinker

ディーメン市の地盤沈下画像
(赤色が沈下、緑色が不沈化部分を示す)

海外政府など:地形変形監視

ベトナム、インドネシアなど海外各国でオランダ企業が受注した灌漑、干拓、防災、ダムなどの土木事業に、共同研究組合として参加しています。各事業の調査や計画に必要な土地情報を衛星データから解析して提供するほか、地形の変化の継続的な監視も行い、海外政府等に情報を提供しています。

ベトナムの海岸堤防変形画像

© Hansje Brinker

ベトナムの海岸堤防変形画像
(赤色が沈下、緑色が不沈化部分を示す)

衛星データが最終利用者に届くまで

衛星データが最終利用者に届くまで
本文ここまで。
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:ロケットの情報を掲載 ロケットナビゲーター
画像:宇宙から見た地球を紹介 地球観測研究センター
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